アドインの作成と登録

2011年 01月 27日

Excel2003でのアドインの作成と登録方法です。アドインとは拡張機能のことです。

空白セルに、上のセルの値を貼り付けるマクロを作成しました。
このマクロをアドインとして保存します。
「名前を付けて保存」ダイアログボックスから、「ファイルの種類」で「Microsoft Office Excel アドイン(*.xls)」を選択して、名前を付けて保存します。
保存先は自動的にAddInsが表示されますので、そのままそこへ保存します。

アドインファイルのアイコンは、↓のような形です。

ブックは一度閉じて、新たに起動します。
メニューバーの「ツール」から「アドイン」をクリックします。

「アドイン」リストの一覧が表示されます。
先ほど、保存したアドインも表示されると思います。
もし、リストの中にアドインが表示されていなければ、「参照」ボタンを押して直接指定してみてください。
「上のセルの値貼り付け」のチェックボックスをオンにして、「OK」ボタンをクリックします。

ツールバー横の空白部分をダブルクリックして、「ユーザー設定」ダイアログボックスを表示します。「表示」メニューから「ツールバー」→「ユーザー設定」をたどって表示してもいいです。
「コマンド」タブの「分類」から「マクロ」を選択して、「ユーザー設定ボタン」をツールバーへドラッグします。

ボタンの名前を「上のセルの値貼り付け」に変更します。
マクロ名でなく、分かりやすい名前にして構いません。「マクロの登録」をクリックします。

「マクロの登録」の「マクロ名」に「上のセルの値貼り付け」と直接入力します。
※かならずマクロ名を入力します。
「OK」ボタンをクリックします。

何のボタンなのか分かるように「イメージとテキストを表示」を選択したほうがいいと思います。
ツールバーのボタンも参考にしてください。

これでアドインが登録されました。
実際、動作するか確認してみてください。
これでExcelを起動すると、いつでもこのマクロを使うことができるようになります。

※アドインを使用するには、マクロを有効にしておいてください。

Excel2013でも解説しています。