図形や画像を縮小すると移動ハンドルが表示される

2022年 04月 09日

どの更新バージョンから変わったのかわかりませんが、Office2019とMicrosoft 365のOfficeでは、図形や画像を選択して縮小すると、下に移動ハンドルが表示されるようになっています。

以下は、Word2019で図形を挿入して、サイズ変更ボタンをクリックして縮小したときの状態です。

上から順に、「回転ハンドル」「サイズ変更ハンドル」「移動ハンドル」です。図形の周りに表示されるハンドルについては、以下の記事で解説しています。図形によっては、「調整ハンドル」も表示されます。

以下のように、極端に縮小したときは、移動ハンドルがあると便利かもしれません。

移動ハンドルは、縮小したときのみに現れます。少し拡大すると、移動ハンドルは消えます。

移動ハンドルを使用しなくても、図形や画像の内を選択したときにマウスポインターが十字の形の時にドラッグしても移動できます。

Wordで画像を挿入すると、既定では「行内」で挿入されます。図形の場合は、「前面」です。
「行内」の場合は、左右にしか移動できません。画像の場合も縮小すると、移動ハンドルが現れます。でも、移動ハンドルをドラッグしても移動はできません。

「行内」の場合は、文字列と同じように字送りならできます。空白スペースやタブを使ったり、「左揃え」、「中央揃え」、「右揃え」を使用することはできますが、ドラッグで移動はできません。

レイアウトオプションで「行内」以外の「文字列の折り返し」を選択すると、ドラッグで自由に移動できます。

文字列の折り返しについては、以下の記事で詳しく解説しています。