画像をセルに配置(挿入した画像も変換できる)
2023年 11月 15日
Microsoft 365のExcelのみの機能ですが、セルに画像を配置できるようになっています。

バージョン2310(ビルド16924.20106) で気がつきましたが、もう少し前のバージョンから追加されていたかもしれません。

「挿入」タブの「図」グループにある「画像」をクリックします。
「セルに配置」と「セルの上に配置」というコマンドがあります。

「セルの上に配置」が従来の挿入方法です。

「セルに配置」から「このデバイス」を選択して写真を挿入します。
画像をセルに配置(挿入した画像も変換できる)_a0030830_16351303.png
アクティブセルに画像が挿入されます。ここでは、セル「A1」です。

画像の大きさに合わせて、セルが拡大するわけではありません。以下の画像は、行列をドラッグで調整しています。

アドレスバーには、「画像」と表示されます。
画像をセルに配置(挿入した画像も変換できる)_a0030830_16402201.png
画像で右クリックすると、ショートカットメニューに「プレビューを表示する」というのがあります。
画像をセルに配置(挿入した画像も変換できる)_a0030830_16414199.png
クリックすると、大きく表示されます。
画像をセルに配置(挿入した画像も変換できる)_a0030830_16421807.png
また、ショートカットメニューの「代替テキストを表示」をクリックすると、
画像をセルに配置(挿入した画像も変換できる)_a0030830_16423999.png
「代替テキスト」作業ウィンドウが表示されますので、代替テキストを入力すると、アドレスバーに表示されるようになります。
画像をセルに配置(挿入した画像も変換できる)_a0030830_16433270.png
複数枚の画像をまとめて挿入することもできます。
セル「A1」を選択して実行すると、下のセルへ順に挿入されます。
画像をセルに配置(挿入した画像も変換できる)_a0030830_16451755.png

従来の画像を「セルに配置」変換


「挿入」タブの「画像」から「セルの上に配置」を選択して画像を挿入します。
画像をセルに配置(挿入した画像も変換できる)_a0030830_16465662.png
挿入した画像で右クリックします。
ショートカットメニューの「セルに配置」をクリックします。
画像をセルに配置(挿入した画像も変換できる)_a0030830_16480274.png
画像の左上セルに配置されます。
この操作は複数の画像を選択して、まとめて実行することはできません。

また、この逆(セルに配置した画像からセルの上に配置)は、できないようです。
画像をセルに配置(挿入した画像も変換できる)_a0030830_16491892.png
セルに配置した画像をダブルクリックすると、代替テキストが表示されるようになりますので注意してください。
画像をセルに配置(挿入した画像も変換できる)_a0030830_16501342.png

オプションで「CSVの先頭の0を自動で変換しない」設定ができる
2023年 10月 31日
Microsoft 365 のExcelでは、データの自動変換を設定できるようになっています。

バージョン 2309 (ビルド 16827.20130) で案内されていましたが、私の環境では、バージョン 2310 (ビルド 16924.20106) で実装されました。


「Excelのオプション」ダイアログボックスの「データ」タブを開くと、「自動データ変換」という設定項目が追加されています。
オプションで「CSVの先頭の0を自動で変換しない」設定ができる_a0030830_14472610.png
以下のようなデータのCSVファイルがあります。

「商品名コード」は、先頭に000が付いています。
オプションで「CSVの先頭の0を自動で変換しない」設定ができる_a0030830_14503315.png
このCSVファイルをダブルクリックで開いてみます。以下のウィンドウが表示されます。
「開く」ダイアログボックスから開く場合も、メッセージウィンドウが表示されます。

既定では、Excelはこのファイルで次のデータ変換を実行します:・先頭のゼロを削除する
オプションで「CSVの先頭の0を自動で変換しない」設定ができる_a0030830_14594663.png
「変換しない」をクリックすると、ゼロは削除されずに、そのまま表示されます。
オプションで「CSVの先頭の0を自動で変換しない」設定ができる_a0030830_15024978.png
また、上部には長い情報バーが表示されます。

データ損失の可能性:このブックをコンマ区切り(.CSV)形式で保存すると、一部の機能が失われる可能性があります。機能が失われないようにするには、Excelファイル形式で保存してください。
オプションで「CSVの先頭の0を自動で変換しない」設定ができる_a0030830_15071159.png
メッセージウィンドウの「.csvまたは類似のファイルで既定の変換について通知しません」のチェックをオンにすると、
オプションで「CSVの先頭の0を自動で変換しない」設定ができる_a0030830_15035443.png
「Excelのオプション」の「.CSVファイルまたは同様のファイルを読み込み際に自動データ変換があれば通知する」のチェックがオフになります。

次回からは、メッセージウィンドウは表示されなくなります。
オプションで「CSVの先頭の0を自動で変換しない」設定ができる_a0030830_15051775.png

自動データ変換の設定について


自動データの変換の項目については、ポップヒントを参照してください。

各項目の情報マークをポイントすると表示されます。
オプションで「CSVの先頭の0を自動で変換しない」設定ができる_a0030830_15141263.png
または、項目の文字列上にマウスを合わせます。
オプションで「CSVの先頭の0を自動で変換しない」設定ができる_a0030830_15152275.png
ポップヒント内の「詳細情報」をクリックすると、以下のMicrosoftのページが表示されます。

自動データ変換を設定する - Microsoft サポート


「先頭のゼロを削除して数値に変換する」のチェックをオフにすると、ゼロが非表示になることはありません。

メッセージウィンドウも表示されません。
オプションで「CSVの先頭の0を自動で変換しない」設定ができる_a0030830_15173072.png
ただ、「1-1」「2-1」のようにハイフンを使ったテキスト文字は、日付に変換されます。そういう設定はないので、メッセージウィンドウは表示されません。

やはり、CSVファイルを開くときは、まず、テキストで確認してから、Power Queryやテキストファイルウィザードで取り込んだほうがいいような気はします。

テキストファイルをExcelで開く方法については、以下の記事で解説しています。


ドロップダウンリストにオートコンプリート機能が追加
2023年 10月 31日
Microsoft 365のExcelでは、ドロップダウンリストでオートコンプリート機能を使って入力できるようになっています。

Officeの更新プログラム バージョン 2308 (ビルド 16731.20170) を適用すると、使用できるようになります。
ドロップダウンリストにオートコンプリート機能が追加_a0030830_12304046.png


「データ」タブの「データツール]グループにある「データの入力規則」でドロップダウンリストを作成しています。
ドロップダウンリストにオートコンプリート機能が追加_a0030830_12280643.png
ドロップダウンリストにオートコンプリート機能が追加_a0030830_12281803.png
▼ボタンをクリックすると、リストが表示されて、そのリストの中から選択します。
ドロップダウンリストにオートコンプリート機能が追加_a0030830_12292035.png

このドロップダウンリストに、オートコンプリート機能が追加されたわけです。

先頭の1文字を入力すると、一致するリストが表示されます。
リストが多い場合は、便利かもしれません。
ドロップダウンリストにオートコンプリート機能が追加_a0030830_12421823.png

Microsoftの以下の記事で紹介されています。


入力規則のリストが増減する場合は、リストをテーブルに変換すると便利になります。

更新プログラム バージョン 2308 (ビルド 16731.20170) では、「値の貼り付け」のショートカットキーも追加されています。






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